2013年11月5日火曜日

書を捨てず町へ出よう ~神田古本祭り&神保町ブックフェスティバル~






・・・・・・う・・・・・・





うう・・・・・・





な、何故じゃ・・・・・・







毎年毎年・・・神保町の古本祭り&ブックフェスティバルは・・・・・・











なんでこんなに楽しいんじゃあああああーーーーー!!!!!











うわあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!








……いや、特選古書即売展なんかのライバルが増えたりすると困るから
ネット上でネタにする気は、あんまりないというか、なるべく黙っておきたいんだけども。



それにしても。



あー楽しい あー 最高の気分だー あー (←瞳孔全開の口半開きでビクンビクンしながら)











本を見るのに夢中で、毎年なかなか写真が撮れない。





悩む 悩む 悩む
悩む 悩む 悩む posted by (C)りうです





幸せ狸がお待ちしております
幸せ狸がお待ちしております posted by (C)りうです





車椅子の人も杖突く人も、心弾むよ古本祭り
車椅子の人も杖突く人も、心弾むよ古本祭り posted by (C)りうです





古本祭りの時でさえ、やっぱり太宰さんはくよくよしている
古本祭りの時でさえ、やっぱり太宰さんはくよくよしている posted by (C)りうです



せっかくの楽しい古本祭り&ブックフェスティバルだってのに
やっぱり太宰さんだけはいつもと変わらずクヨクヨなさっている。



年に一度のお祭りの時ぐらい、憂さを忘れてバーッと笑えば良いのに。





もうひと頑張り
もうひと頑張り posted by (C)りうです





 …中学や高校の頃、


「毎年毎年毎年毎年、古本祭りはなんでこんなに楽しいんだろうか、
いい年こいたおっさんになったら、飽きるんだろうか」


と思っていたけど、いい年こいたおっさんになった今も
毎年毎年毎年毎年、古本祭りはなんでこんなに楽しいんだろうか、と思う。



や、学生の頃は、お小遣いやバイトで貯めたお金で本を買っていたけども、
大人になった今は、一年間チマチマと積み立てた「対古本祭り用軍資金」に加えて普段の貯金と、
それでも足りなきゃ、病気やケガなどのいざという時以外に使ったらダメな緊急用貯金と、
それでも足りなきゃ今月の生活費まで全ツッパでぶっ込めるようになり、
なんというか、いよいよブレーキの壊れた暴走コンボイみたいな感じの状況になっている。



でも、神保町のあちこちにずらりと並んでいる、大好きな分野の本はもちろん、
自分の世界に存在しなかった未知の分野の本にも次々と出会える、あのめくるめく快楽と愉悦と恍惚感。



これと旅があるから、もう少し生きてみようか、という気にもなる。











せっかくだから今年は、手にする事ができた本を一覧にしてみる。(敬称略)



【どうしてもさよならできなかった希少本】


・ 「北と南の話」 畦地梅太郎 (限定100部 版画、サイン、蔵書票付き)
・ 「日本昔噺第5号 かちかち山」 (縮緬本 フランス語版)
・ 「VERVE」 (Vol.7 Nos25 et 26 1949-1951 ピカソ特集 フランス語版)



【好みのツボ】


・ 「幻影城 探偵小説評論集」 江戸川乱歩 (初版、サイン入り)
・ 「萩原朔太郎全詩集」
・ 「猫と女とモンパルナス 藤田嗣治」
・ 「謎の竹内文書 日本は世界の支配者だった!」 佐治芳彦
・ 「伝統こけしのデザイン」
・ 「蛇腹折り一枚地図 ちゃんと歩ける東海道五十三次」 (東と西の二冊)
・ 「ムナーリの機械」 ブルーノ・ムナーリ



【写真集】


・ 「ザ・クリエイション 天地創造」 エルンスト・ハース
・ 「パリの記憶」 高田美
・ 「にっぽん劇場 1965-1970」 森山大道
・ 「ROLLEI ANNUAL 1953」 (ローライで撮影した参考写真集)



【懐かしの豆本】


・ 「かっこよくなる 秘密のトレーニング」 藤本憲幸 (豆たぬきの本 119)
・ 「けんかに強い わんぱく空手」 大山倍達 (ワニの豆本 P126)
・ 「世界からやってきた!!スーパーカー大集合」 春山徹久 (ワニの豆本 P142)
・ 「やっとわかった紅茶キノコの本」 坂本政義 (ミニ・サラ 菌進呈券付き(笑))



【乗り物の本】


・ 「歴史群像パーフェクトファイル 日本潜水艦総覧」
・ 「新幹線十年史」 日本国有鉄道新幹線総局
・ 「ムー特別編集 世界UFO大百科」 (復刻版)



【生物学】


・ 「モグラ 見えないものへの探求心」 川田伸一郎
・ 「イワシ 意外と知らないほんとの姿」 渡邊良朗
・ 「ダニ・マニア チーズをつくるダニから巨大ダニまで」 島野智之



【映画、テレビの台本】


・ 「ウルトラマン 怪獣大決戦」
・ 「座頭市 あばれ凧」
・ 「男はつらいよ 寅次郎 紅の花」
・ 「太陽にほえろ!」 (第128話 「夢見る人形たち」)
・ 「西部警察」 (第8話 「マシンガン狂詩曲」)



【実用書】


・ 「遅刻男スティーヴ 101の言いわけ」 デーブ・スキナー&ヘンリー・パーカー
・ 「藤波辰爾のボディトレーニング」
・ 「ヤクザに学ぶクレーム処理術 必ず勝てる14の鉄則」 山平重樹
・ 「5分間気功 ウェルネスのための短時間!簡単!気功」 王極盛




…多分、これで全部だと思う…。





濃厚な個性がほとばしる本の皆様
濃厚な個性がほとばしる本の皆様 posted by (C)りうです











 高かったのでかなりくよくよと悩んだけれど、思い切って買った畦地梅太郎さんの本は
生版画とエクスリブリスはもちろん、ゴツゴツとした朴訥な語り口の文章もやっぱり素晴らしい。





畦地梅太郎 北と南の話
畦地梅太郎 北と南の話 posted by (C)りうです



読んだ瞬間、周囲は冷たい湿り気を僅かに含んだ清涼な山の空気と心地良い土の匂いで満たされ、
部屋は、頭の上に濃く青く澄んだ空と、丁度すわり心地の良い岩がゴロリと転がる山へと変化する。


この本と巡り合う事ができて、本当に良かった。



手に入りやすそうな本では、おすすめは・・・


高田美(たかたよし)さんの「パリの記憶」と、「猫と女とモンパルナス」かな。 


高田美さんは、木村伊兵衛さんの写真集に寄せてた文章だけど、(最初勤めていたAFP通信をやめる時に)
「もらった退職金20万円のうち15万円で、とりあえずフランス行きの片道切符を買っちゃって、
フランスでは丁度旅行中の木村伊兵衛さんから通訳を頼まれたので、カメラの使い方を教えてもらった」
という、なんというか、かなり無茶な…とても行動的な方らしい(;´∀`)


エッフェル塔の下、着物姿で両手に一眼レフを構えた二刀流、というかっこいい姿も
ロベールドアノーさんの写真集で拝見した事があるし、
カルティエ=ブレッソンさんが日本へ来る時に手伝ったのも美さん、と聞いた事もあるような。


でも、すぐに才能を見抜いたピエールカルダンさんが速攻で右腕に引き抜いちゃったとかなんとかで、
肝心の写真を全然見た事がなかったんだよね。


この人はどんなの撮るんだろう、なんて思ってたら、
パリの人々をどこまでも優しく、暖かい眼差しで見つめる、実に心地良い写真集だった。


撮られた人達がもらって喜ぶ写真、ってやつだ。


モノクロームの写真から、パリの空気が、人々の体温が、声が、溢れ出す。動き出す。


美さんは、ほどよく前に出て、被写体の人達と気持ちの信頼関係を構築してるのか、
みんな安心して、リラックスした表情で撮られている。


撮ってる美さんの弾む気持ちも伝わってくるし、構図もほんとセンスいいよなー。よく見つけるもんだよなー。



あまり大きな声じゃ言えないけど、最近流行りの行き過ぎた高解像度に超ハイコントラストにHDRのやり過ぎで
ガチガチギトギト目ぇチカチカ、風の肌触りも土の匂いも生命の鼓動もまるで感じられない
妙に不自然で気色悪いCG写真群はもうお腹いっぱい、という方にとっては
高熱を出した後そっと口にするおかゆのような、じわーっと沁みる写真集だと思います…なんつって|ω・`)コソッ



あと、「猫と女とモンパルナス」。


藤田嗣治ファンはとっくに読んでるかもしれないし、
ファンじゃない人に薦めるような本でもないのかもしれないけども。


藤田さん本人が何かを言ってるわけじゃないけど、藤田さんをよく知る人たちによる思い出話が重ねられる。

戦争に振り回され、散々傷つけられ、それでも絵を描かずにはいられない芸術家としてだけではなく、
気の良い一人のおやっさんとしての藤田嗣治像がよく浮かび上がっている。


初っ端、土門拳さんによる藤田さんの思い出話と写真も、藤田ファンの方にはきっと興味深いものだと思う。


また、北川民次さんに思わず「僕は女房運が悪くて…」とボヤいてしまう、歴代奥さん達の話も
かなり丁寧に書いてあってなかなか面白い。


…いや、「女房運」に関しては、個人的には藤田さん自身の行動にもだいぶ軽薄な印象を受けるんだけど…


まぁ、この時代フランスでは「浮気も文化」だったらしいし…でもなぁ…


…うーん…正直どっちもどっちな感じが…(-”-;A











どの本か、そのうち暇になったら、別ネタで書いてみようか…みんなが興味ある本はどれだろうね…



とりあえず、本の聖地・神保町でレジを預かる、地球上の書物などあらかた読みつくしたであろうお姉さんにさえ

「うわ、すごいすごーい、うわわわわ、すごいすごい!!」

と驚嘆せしめたウルトラマン怪獣大決戦の台本、
これはファンの人も多いだろうし、中の書き込みや挟まってた絵コンテなんかもきっと珍しいだろうと思うので
ネット上に記録として残し、公開しておこうかな、と思ってます。



あと、以前、あんまり珍しいから、ネット上に記録公開しておこう…でも誰も見ねえだろうなー、
と思ってたちりめん本のしっぺい太郎、これが意外と拍手ボタンをいくつも頂いてとても嬉しかったので、
かちかち山のちりめん本も、そのうちネタにしてみようかな、と思います。


…でも俺、フランス語苦手なんだよなー…(´-ω-`)



それから、まだザッと読んだだけだけど、紅茶キノコの本で、酵母菌の名前や反応等、
なかなか興味深い記述がいくつかの部分で見られたので、それについても
調べた内容次第では、小ネタぐらいにはするかもしれません。



まあ、暇な時に、やる気が出たら、はい。





4 件のコメント:

  1. SECRET: 0
    PASS: c632e4323b6a0550b598fae6bd2ff9b6
    本は、ネットでみて近所の店にお取り寄せするか
    ブックオフで買うくらいです。
    ��7年くらい前かな?たぶん神保町だと思うけど
    友人に誘われ東京に行った時に
    香港映画の俳優が7~8人載ってる本を買いました。
    今は亡きレスリー・チャンなんかが載っていて
    当時の香港映画ファンにはたまらん内容です。
    たくさん、本は売りましたが
    それと「太陽にほえろー終了10周年記念」の本は
    手放さずに手元に残ってます。
    太陽にほえろの本はCD-ROMがついてますが
    ウィンドウズ95かウィンドウズ98対応なので
    今は見たくても見れないです。

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  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ネットで買うのも手軽でいいんだけど、
    自分が知ってる、興味ある分野の本しか見ないでしょ。
    でも古本祭りに行くと、自分が全然知らない本に出会えるから楽しいんだよ。
    実際手に取って中を見られるしね。
    中を見てみたら意外と面白かった、あるいは逆にタイトル以外つまらなかった、
    って手に取ってみないとわかんないもんね。
    特選古書即売展で数十年前、数百年前の数万円、数十万円の本達と出会い、
    触れる事ができたりするのも実にわくわくするんだよね。
    ��恐ろしくて触れないけどね)
    知らなかったけど、最近見かけないと思ったら
    レスリーチャンさん、お亡くなりになったの?マジで?
    俺、男たちの挽歌とかチャイニーズゴーストストーリーとかすげえ好きなんだけど。
    なんだーそうなのかー。まだ全然若いだろうになー。そっかー。

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  3. SECRET: 0
    PASS: c632e4323b6a0550b598fae6bd2ff9b6
    もう亡くなって数年は経ちます。
    自死だったと思います。
    ビルから飛び降りて…。
    ゲイだったらしくて
    「さらば我が愛覇王別姫」は
    ある意味当たり役だったのかも。
    ゲイの京劇役者の役でしたから。
    常盤貴子との映画のベットシーンで
    女を大切に抱かないなとわたしは感じてて
    後でゲイだと知り
    女性と寝たことないから
    ああいうベットシーンになるんだと
    なんだか納得しました。
    関係ない話になるけど
    「恋の選択」という映画で
    クリストファーウォーケンが
    ベットシーンで何かをつぶやいてるんです。
    なんだろうとボリュームをあげて聞いたら
    デリケートなシーンなので
    「ドント・ウォーリー」と女優にささやいてました。
    そのシーンを見てからもう
    クリストファーウォーケンにメロメロになりましたw
    セリフじゃなくて聞こえないようにささやいてるんです。
    ああ、レスリーの話でしたねw
    たは?

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  4. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > 沖雅也さんを思い出した。
    > ああいう、人間としての質が高そうな人達でも、死を選ぶ事があるんだなぁ。
    > それとも人間としての思考レベルが高いから、死という選択肢も含めてしまうんだろうか。
    > 残された周りの関係する人達は本当にたまらんだろうけど、
    > せめて亡くなられたご本人達は、この世よりも安らげているといいね。
    >
    > そりゃあクリストファーウォーケンさんは、何を言っても、
    > 「おはよう」って言ったって「あー腹減ったー」って言ったって、いちいちかっこいいだろうさ(´∀`)
    >
    > 年を取って行くに従って、クリストファー・ウォーケンさんとか
    > ラッセル・クロウさんとかショーン・コネリーさんみたいな感じのおっさんに
    > 自動的になっていくだろうと思ってたけど、
    > 腹の容積とおでこの面積が成長するばっかりで、全然ああいう風にならないなぁ。
    > 一体何が違うんだろうかなぁ..(´-ω-`)

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