2014年8月3日日曜日

日記   オルセー美術館展の衝撃と、忘れ物番長の黄昏。




 特に意味の無い、普通の個人的な日記です。












 六本木の国立新美術館で開催されている「オルセー美術館展」の
ハイクオリティーっぷりが凄まじく、実に濃厚だった・・・・・・。



 広告ポスターがマネの「笛を吹く少年」だったので
きっとこれがメインの作品だろうと思って行ってみたら、まぁ出るわ出るわ、


モネの「かささぎ」が、セザンヌの「首吊りの家」が、ドガの「バレエの舞台稽古」が、
カイユボットの「鉋をかける人々」が、カバネルの「ヴィーナスの誕生」が、
ルノワールが、ピサロが、シスレーが・・・・・・!!!


その作品一点だけで人を大勢呼びこめる、美術の教科書か永谷園の名画カードでしか見た事ないような
大名品が次から次へと、ゾロゾロ、ウジャウジャと・・・・・・!!!



う~ん、思い出すだにクラクラするわ~・・・・・・。



全く予期せず、完全に油断して、突然本物のミレー作「晩鐘」に遭遇してしまった時など、
何故だかわからんけども、あやうく涙がこぼれそうになった。



もしも民間、私設美術館の館長さんがあのラインナップを見たら、黙って一人で給湯室へと入り込み、
「キークヤシー!!」ってハンカチを噛みしめながらジェラシーの炎をメラメラと燃やしちゃうんじゃないだろうか・・・・・・。



絵を観るのが好きな人、描くのが好きな人、写真するのが好きな人も
時間があったら是非行っておいで。


素晴らしい芸術作品に接すると、それは自分の心にジワッと沁み込んで、
無意識のうちに感性の引き出しになってくれるような気がします。


写真をする人が素敵な風景画を見た時、三分割構図なんて技法だけじゃなくて、
例えば額縁の外、実際の風景はどんなだったんだろう、と想像して
その風景から、どうしてこの部分を切り取って描いたんだろう、なんて考えたりすると
実際の風景から構図を取る際、素晴らしいお手本になってくれるんじゃないかと思います。


絵を観にパリへ行く時間と旅費を考えたら、こんな大チャンスはなかなかないですよ(´∀`)













 それにしても、あの、本物の絵画が与えてくれるパワーってのは、一体何なんだろうね。



視覚から入ってくる図形や色彩を遠目に見るだけだったら
印刷物、それこそ永谷園の名画カードなんかと大きさ以外の違いは、それほどないはずなんだけど。



本物の絵画、例えば印象派の風景画で、描いた画家さんがその当時見ていたお日様の光が、
そのまま絵の中に封じ込まれていて、今でもキラキラと輝き続けているような、


あるいは人物画を観賞している時、わずかに目を逸らすと、その瞬間
絵画の中にいる人物が、まばたきなどしているのではないかと思わせるような、


あの、本物の絵画だけに宿る濃厚な空気の揺らめき、強烈な息吹き、圧倒される生命感。



音楽もそうだよね。


デジタル技術が発達して、CDやデジタルオーディオを通して聴く音楽は
生で耳にする音楽と大差ないぐらいクリアで高品質なのに、
やはりライブに行ってアーティストさんが発する声や、楽団の楽器たちが奏でる音色を
直接耳と心で受け止めた時の、あの魂が震える感覚には及ばない。


やっぱり、どんな事でも、自分の六感で直接対峙する方が、得られるものは圧倒的に多いんだなぁ。











 確か午後3時前ぐらいに入館したと思うんだけど、あまりにいちいち感動して魅入られてその度に足が止まり
途中まで鑑賞した所で、いつの間にか「もうすぐ午後6時で閉館だから出てけ」的な放送が流れて
大慌てで残りを流し見、時間が足らんかった。



そして外へ出ると、六本木は丁度良い日暮れ始め。



(「六本木」と聞いて「ギロッポンでチャンネーとシースーぶちかましーの、みたいな!!」等のセリフが
すぐ思い浮かび、タカさんの声で自動脳内再生されてしまう年代の方は、
飲んだ酒と食ったつまみが全てお腹のお肉に自動変換されてしまう
夢も希望もないボデーになってしまった現実を、そろそろ直視した方が良いと思います)



この日は夕方に雨が降るという天気予報だったので
日暮れ~夜景の雨にけぶる六本木を激写しまくろう、と思って
Df号にレンズ3本とジッツォの三脚、そしてベルボンの三脚に折り畳み傘をつけられる便利メカを装備して出撃。


空を見上げれば、そこにはほんのわずか夕焼け色に染まった情感たっぷりのウェットな雲が空に広がり
素晴らしい写真を撮る絶好のチャ~~ンス!!!



三脚をセットし、ニコニコとDf号のスイッチを入れ・・・・・・



・・・・・・おや・・・・・・?



・・・・・・ウンともスンとも反応が無い・・・・・・!?





「一体どうしたんだDf号、応答しろ!!しっかりするんだ、Df号!!!Df号おぉぉぉぉ~~~~!!!」





と思ったら、バッテリーを入れ忘れて来た。





・・・・・・えいっ!!グサッ!!

(↑ここを読んでる人に、怒りのサミング攻撃   ※良い子は絶対マネしないでね!!)




・・・・・・んも~、カメラのフイルムやらメモリーカードやらバッテリーやら、
俺は今まで一体何十回入れ忘れ、あと何十回入れ忘れたら、忘れなくなるのだろうか。



小学校の頃、忘れ物をするたび教師に精神注入棒でボゴボゴにされ

「うむぅ、大きくなったら忘れ物をしなくなるのだろうか」

と思っていたけど、大きくなっても忘れ物は治らん!!これは俺様の個性だっ!!(どんっ!!)



しかしあれだな、ここの支離滅裂なブログを読み返すに、新宿で迷子になって大遅刻しました、とか
鉄道の撮影に駅へ行ったら発車しちゃった後でした、とか、カメラのバッテリーがそもそも入ってませんでした、とか
これ、プロのフォトグラファーがやらかしちゃったら、偉い人にうるさい事を言われるんだろうなぁ..( - -)



ともかく、良い子のみんな!!

わすれものをするくせは、大きくなってもなおらないぞ!!



ああ、でもあれだな、考えてみると、忘れ物の発生率は減ってないかもしれないけど、
「社会の窓の閉鎖し忘れ」という重大インシデントの発生率に関しては、小さい頃より多少低下してきたような気もするな。



ともかく、始まらなかった撮影祭りが終了し、
カメラにレンズ3本、三脚とお助けメカをガッシャン、ガッシャン言わせながら
そのままトボトボと帰宅したのでありました。





というわけで、今回はもちろん、写真は一枚も無しっ!!





えいっ!!むむんっ!!

(↑ここを読んでる人に、怒りのスピニング・トゥホールド   ※良い子は絶対マネしないでね!!)





終わりっ!!





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