2016年8月30日火曜日

大型連休の小さな旅 2016 ~柴又、笑点50周年展、上野動物園~




さて、2016年の大型連休、皆様方はどちらの国にお出かけになられましたでしょうか?


りうさんは、なんと!!!


東京から一歩も出ませんでした!!(ドンッ!!)



いやぁ、写真を撮りに行ってみたい所は地球のあちこちにたくさんあるんですけれども、
とりあえず手始めの東京でさえ、いつまで経っても全然撮りきれない。

地球め、こんな小さい惑星のくせに、歩いてみるとなかなかどうして広い。むむ~ん。


ともかく、今回は五月の連休中にダラダラ撮った写真を、ダラダラ載せてみようと思います。

まずはお気に入りの一枚から。





初代寅さんと二代目寅さん、柴又駅前でのコラボ写真
「あんた、おいらに似てるねぇ~」


これ、いいでしょ、この写真!すごく気に入ってるんです(^^)

柴又へフラッと遊びに行ったら
駅前に二代目寅さん(?)がいてさ、こんな楽しい写真が撮れました。

主題も背景も構図も光もバッチリな上に、これだけにぎやかな観光客さんが大勢いる所で
偶然後ろの人達が全員そっぽ向いてくれてるおかげで主役の二人がぐわっと引き立ってさ、
こんなに全てが整った瞬間を、シャッター速度、絞り、露出等、何もかもずっこけないで
イメージ通りに撮れるなんて、まぁ、俺の腕じゃ数年に一枚、撮れるかどうかって写真です。

プロの写真家さん達はこういう一瞬を絶対逃さず、
確実にイメージ通りにコントロールして撮れるんだろうなぁ。にくたらしい。


また、この二代目寅さんの笑顔がすごくいいよね(´∀`)
見てるだけでほんと明るい気持ちになります。

こちらの観光客の皆様に大人気な二代目寅さん、
いつもいらっしゃるんだかどうだか知りませんが、
声をかけると最高の笑顔で記念撮影にバンバン応じてもらえますよ。



さて、ニッコニコの朗らか二代目寅さんと違い、
ちょっとニヒルで、なにか物思いにふけっているような表情の初代寅さん。

一体どんな事を思っているんでしょうか。


ちなみに上野のお山にいる西郷さんとツンちゃんは・・・・・・





ヨドバシカメラが気になってしょうがない西郷さんとツンちゃんの写真
「西郷どんとツンちゃんは、ヨドバシカメラが気になって仕方がない」


「たまにはヨドバシでのんびり買い物したいもんでごわすなぁ」
「ワン!!」


と、ヨドバシカメラのマルチメディア館が気になってしょうがないご様子でしたが、
柴又駅前で過ごす寅さんは・・・・・・





お昼ご飯に何を食べるか悩み中の寅さんの写真
「・・・・・・ライスカレーもいいが・・・・・・ラーメンも捨てがたいねぇ・・・・・・」



お昼ご飯に何を食べるか、真剣に悩んでおられました。


わかる!!超わかるわぁ!!


たまに「お昼に迷って食べなかったメニューは、晩御飯で食べればいいじゃない」などと
浅薄な事を軽々とのたまう方がいらっしゃるが、ああ、もう、全然わかってない!!
そうじゃない!!そういう事じゃないんだ!!!!!


食事と言えば、柴又駅から帝釈天に至る参道は、距離はたいした事ないけど
お食事処がたくさんあるので、ダラダラ食べ歩きするのに超楽しいと思います。

寅さんファンだったら、やっぱり高木屋さんととらやさんの草団子食べ比べかな?
それぞれお店オリジナルの作り方らしくって、味や食感が違ってるんだよね、
ありゃあ、どっちも美味かったなぁ。

皆さんも是非、食べ比べしてみて下さいね(´∀`)



さてと、あとは・・・・・・帝釈天にて、あまり他の人が載せなさそうな写真を一枚。





帝釈天の白ヘビさん達の写真
「お水ちょうだい」


これは、なんだろうね、説明文の看板等がなかったのでなんだかわからないけれども、
青々とした綺麗な苔の上に白ヘビさんが大勢いらっしゃる所があって、
大勢の人が行列して、白ヘビさん達に次々とお水をかけてあげていました。

この日は結構暑かったんだけど、みんなが水をパシャパシャあげている所を
ぼんやり眺めていると、なかなか涼しげな気分になれて良かったです。


やぁ、柴又いいよ、柴又。良い。


東京で、判で押したようにどれもこれもねずみ色のパネル貼った創造性のかけらもないビルと
真っ黒いアスファルトの道、ザラザラの空気に日々囲まれて過ごしていると
感情の無いロボになったような心持ちになってきてしまうんだけれどもさ、
こういう、なんての、カラッと明るい、人の気持ちが行き来する、元気で懐かしい所で
団子やらアイスやら食べて意味なくブラブラしていると、
なんかこう、感情のエネルギーがチャージされてきて、人間に戻ってきたような気がするよね。


なんだか疲れて遠くの温泉へ行く気力もないや、なんて方は
この辺りでちょこっとブラブラお散歩に食べ歩き、いかがですか。






お次は、もうとっくに終わってしまったんだけれども、
日本橋高島屋でやってた笑点50周年記念展に行ってみたら
意外と写真撮影OKの場所が結構多くて、面白いのが何枚か撮れたので載せようと思います。


まずはこちら。





笑点50周年展にて、歌丸師匠の巨大人形の写真
「祝・歌丸師匠 笑点終身名誉司会就任決定!」



会場に入るなり、これです↑


「ちゃっちゃか すちゃらか ぷぉっぷぉっ」と例のメインテーマ曲が永遠にリピートされ
頭の中をグルグルと駆け巡る中、この巨大な歌丸師匠像が初っ端から出迎えてくれます。


なんというか、俺の人生において、日本橋高島屋に行って
こらえきれないほど腹かかえて爆笑するような事態があろうとは思いもしませんでした。





笑点50周年展での歌丸師匠人形のアップ写真
「元気爆発!!歌丸師匠」



なんなのこの造形のクオリティの高さ。


なにもここまでしなくてもいいのに、というような、こういったポイントの物作りでも
やたら追い込みまくった超ハイクオリティな歌丸師匠像をどうしても作らずにはいられない、
日本人の技術力と熱意はやっぱりすごいなぁ、とおもいます(?)





「笑点50周年展 大喜利のセットの再現」



大喜利のセットの再現や、笑点の座布団に座って記念撮影できるコーナーなんかもあって、
あと、個人的には、笑点のオープニングで見られる漫画みたいな絵があるでしょ、
あれの原画が何枚も見られて良かったです。

原画は、全てのシーンが一枚の絵にぎっしりと、丁寧に丁寧に、
筆先に情熱を込めて描かれているのがよくわかる、楽しくてエネルギッシュな、良い絵でした。

どんなにデジタル技術が進歩しても、やっぱり音楽と絵画は実物の生が圧倒的に魂を揺さぶられる。
なんでなんだろう。





笑点のかぶりものが勢揃いした写真
「笑点50周年展 かぶりもの勢揃い」



↑これも自分の中でめちゃくちゃ盛り上がりました(笑)

笑点のかぶりものがズラリと勢揃いです!!

それぞれのかぶりものにコメントがついてて、例えば鵜のかぶりものは

「頑張って口が開閉するように作ったんだけど、横を向くとくちばしが隣のひとを叩いちゃうし
前を向くとくちばしの影で顔が映らないし、鮎の人形も作ったけど全然意味が無かったし・・・」

など、あの笑点独特な時間の流れ方そのままの、のんきでまったりユル~い裏話が
実に面白かったです(´∀`)

裏話は会場のあちこちにもポツポツと貼ってあって、例えば大きな楽屋で
出演者のみなさんは、それぞれお気に入りの場所が決まっているとか、
五代目圓楽師匠が実はこんな性格だった、とか、
出演者のなかで一番頭が大きいのは、あの人ではなく、なんと、あの人だった!!とか
これまた非常に、非常に、面白かったです。



しかし、50年間も延々と同じ番組やってて、いつまでたっても面白いってすごいよね。
俺は三波伸介さんが司会、松崎真さんが座布団運びをやってた頃から覚えてるなぁ。


三波伸介さんと言えば、俺が小さい頃に、三波伸介さんが街頭で
赤い羽根募金の呼びかけをやってて、俺がちょこっと寄付したら
TVと同じ、あの弾ける笑顔と、TVよりも更に芯の太い、ドーンとどこまでも通る大きな声で

「おお~、お兄ちゃん、どうもありがとう!!やや、君は、実にりりしい、良い顔をしてるねぇ!!
ありがとうありがとう(´∀`)」

ってほめてもらって、頭をなでてもらってさ、ありゃあ、嬉しかったなぁ。

また、当時の俺は、結構な高確率で女の子と間違えられる事が多くて
初見の大人の人には大体「まあ可愛らしい御嬢さん」なんて言われてばかりで
もう外を出歩くのがいやんなっちゃうぐらいだったんだけど、三波伸介さんには
ごく普通に年齢相応の男子として相手してもらえたのも、すごく嬉しかったよなぁ。


今は昇太さんが六代目の司会になり、三平さんが新メンバーに加わって
とても若々しく元気な雰囲気になったので、ここらでもう一丁、こん平さんも
さっさと元気になって戻って来てくれると一段とにぎやかになって良いよね。







あとはまぁ、別に何の変哲もありゃしないんですけど
上野動物園で撮ったごく普通の動物写真を何枚か、オマケで載せます。





笑っているシロフクロウの写真
「ニコニコシロフクロウ」






ウィンクしつつこちらをチラ見するシロフクロウ
「チラリ」


シロフクロウさん。どんなタイミングでどう撮っても可愛いよね。


あんまり可愛いから、以前、フクロウを飼ってみようかと思ったんだけど
調べてみたら、ご飯が冷凍のネズミやウズラ、コオロギだとかなんとかで
一瞬でギョエ~ゾワワ~となって、速攻であきらめました。





オオワシの写真
「オオワシ」





オジロワシの写真
オジロワシ」






モモイロペリカンの写真
「モモイロペリカン」



いや、実にどうって事のないモモイロペリカンの写真なんですけど。

このペリカン、何故か不忍池で普通に暮らしてて、いつもは結構遠くにいる事が多いんですけど
この時はやたら間近に寄ってきてくれて、かなり近くで撮影&観察できました。


・・・・・・なんというか、近くで見ると、なお一層、独特な鳥だよなぁ・・・・・・




暑くて日陰でぐったりのホッキョクグマの写真
「・・・・・・あついクマ~・・・・・・」



この日は暑かったので、ごくわずかな面積の日陰でぐったり休むホッキョクグマさん。
これだけしっかりした毛皮を着込んでるんだもんなぁ、大変だよなぁ・・・・・・。





スマトラトラの写真
「スマトラトラ」


上の写真は・・・・・・スマトラトラさんか。他のトラに比べて小さいらしいですけれども
森の中で出会ったら、他種との見分けはできないだろうなぁ。

でもアムールトラなんかは威厳があるけど、スマトラトラは可愛いよね。





可愛いポーズを決めるパンダの写真
「おすましパンダ」


雑多な写真の最後は、ひたすら可愛いこの子の写真で締めくくります。

どこからどう撮っても可愛い動物の代表格、パンダさん。
こんなにだらしなく食べた笹をボロボロ食い散らかしても、やっぱり可愛い。







まぁそんな感じの、だらしない、呑気でまろやかな大型連休でございました。


終わり。














2016年8月15日月曜日

テナーサックスひとり発表会兼おみそ追悼コンサート  ~STARDUST~




えいっ!!!グサッ!!!
(↑ここを見てる人に不意打ちの地獄突き攻撃 ※よいこは ぜったいに まね しないでね!)



さあ、というわけで、いつも明るくすこやかなりうさんのブログですけれども。



今日は、普通のおっさんが2014年末に自分用クリスマスプレゼントとして
唐突に全く未経験のラッパを購入し、独学で休日などにブカブカ吹いていたら、
まあ約一年半ぐらいで大体これぐらい吹けるようになりましたよ、という
実験の実証記録データとして、録画した動画を載せておきます。


2016年の七夕の日に、あの世へ行ってしまったけれど
俺の足元にくるんと丸まってサックスの曲を聞きながら眠るのが好きで
我が心の拠り所だった猫のおみそへの追悼コンサートとしての意味もあります。

本当は、もう少しまともな「演奏」ができるようになってから、
おみそと一緒に登場したかったんだけれども。


それから、友達の結婚式なんかに呼ばれて「スピーチだめなら、なんか芸やってよぅ」とか
無茶苦茶言われても、これだったらまぁ大丈夫かなぁ、と思ったんだけど
よく考えてみたら友達が誰もいないので、いくら練習しても
発表する場がここしかない、という理由もございます。死にたい。


ともかく今の俺にはこれが精一杯、もう本当に、実に酷いけれども、でも一生懸命演奏しました。


曲名は「STARDUST」、作曲者はHoagy Carmichaelさんです。









まぁでも、結婚式や宴会なんかで一発芸程度に披露するぐらいだったら、
最低限、「うるせっつってんだお!!」なんて怒られる事はないかなぁ、と思います。

一年半前、「やっべ~これ本当に音出るのかよ~組み立て方間違えたかな~」なんてビビってたり
「おのれ小木、サックスでドレミが吹けるとは、こしゃくな奴!!」なんて思ってた頃よりは
多少の進歩はしたと思います(笑)


(参考:このサックスを買ってすぐの時の日記)


なにしろ、俺がこれぐらい吹けるようになった、という事は、
世界中の誰もが練習すれば絶対演奏できるようになる楽器だという事です。


サックス教室に通われるなら、俺なんかよりもっと早く、もっとぐんぐん上手になるだろうし、
ヤングの皆様方も、若いうちにお金を貯めるのは本当に大変だろうと思うけども、
どんどん吸収してどんどん成長する伸び代無限大の若い時から吹けるならば
ものすごい勢いで上手になっていくだろうと思います。


とにかく、もし「サックスやってみたいなぁ、難しいかなぁ」とムズムズしてる方がいらっしゃったら、
大きな音を出せる練習場所さえ確保できるならば、今すぐ楽器店に走って行って
(もし楽器屋さんが閉まっていたなら、シャッターをベチンベチンベチンベチン叩いて強引に開店させて)

「女将を呼べ~い!!この店で一番のサックスをもらおうか~!!女将女将~!!」

と大騒ぎして、おすすめのサックスを出してもらって速攻で買っちゃって、
その悩んでる時間を一秒でも長く、ロングトーン等の練習にあてた方が良いです。

これもまた、楽しみの対価として人生の残り時間を捧げるにふさわしい、
素晴らしい趣味だと思います。

少なくとも俺は買って本当に良かった。明らかに、出した金額以上に楽しませてもらっています。

カラオケと同じで、聞いてる方は「ひでえなぁ・・・(´-ω-`)」と思うんだろうけど、知ったこっちゃねー。

吹いてる俺は、最高にゴキゲンなんですヨ。







さて、今回関わった楽器や機材等についても、思いつく限りの感想文を書いておこうと思います。


まずはラッパ。

この縦長のラッパは「サックス」という種類の楽器で、口元の首部分がグニャッと曲がって
全体が少し大きめなのは、やや低音を出すのが得意な「テナーサックス」と言います。

(口元の首部分がまっすぐで、これよりもう一回り小さめなのは
もう少し高音を出すのが得意な「アルトサックス」と言います。)


【テナーサックスについて】


Tenor Saxophone:C.G.CONN 30M Conqueror


このテナーサックスは’50年代あたりまで米国のジャズシーンを支えた
「C.G.CONN」というメーカーの「10M」をさらにカスタマイズ仕様にした
「30M Conqueror」というタイプのもので、1938年(昭和13年)に作られた逸品です。

一台一台、丁寧に手彫りで女性の絵が描かれているので
「Naked Lady」という愛称でも呼ばれています。



C.G.Conn 30M Conqueror Naked Ladyの写真
「C.G.Conn 30M Conqueror Naked Lady」


未経験者は未経験者なりに、普通の入門用サックス的なものを買えばよかろうと思ったんだけど、
俺が聞いて好きな音色の人達はみんなC.G.CONNを使っているし、
この個体を見た時に「あ、こいつだ・・・」って、なんかビビビ・・・ときてしまったのでしょうがない。



【マウスピースについて】


Mouthpiece:Ted Klum Focustone Silver 7


マウスピースはテッドクラムさんのフォーカストーンというものの7番、
スターリングシルバーの銀無垢で作られています。

最初は「えっ、中が詰まってるんじゃないの」と思うぐらい入れた息が重くて、
なにか、吹いた息が壁に押し戻されるような感じがしたんだけども、
これに慣れてくると、大きい音を出す時だけグッと息を前に押し出し、
小さい音を出す時は抵抗に逆らわず吹き込んでやる事で、
上から下までやたら息を吹きこみやす過ぎるマウスピースよりも
かえって音の大小、強弱をコントロールしやすいように感じます。

また、一番気に入っているのが高音の艶やかさ。

中音域が鳴らしやすい、良い音色のマウスピースは他にいくらでもあるんだけど、
どれもこれも高音域になると急に瀕死の蚊の羽音の如くか細くなってしまうか、
あるいは昔のパソコンのBEEP音のようにベタッと潰れた野蛮な音になってしまうものが
多いような気がするんだけども、
(初心者のくせに偉そうに、もっと練習しろ、って?ひぃ、す、すいません( ;´Д`))
これは高音域、高いC~F#辺りまでも、とても楽に気持ち良く出せるだけでなく、
フルートかなにか、高音が得意な楽器に持ち替えたかのように
真っ直ぐ芯の通った音がよく伸びて、澄んだ音色がとても美しいと思います。


このマウスピース使って、高音域で「亡き王女のためのパヴァーヌ」吹いたりすると
とてもテナーサックス使ってるとは思えないような、夢のように澄んだ
綺麗なメロディーが聞けるんすよ(´▽`)はぁぁ・・♪


マウスピースはこれともう一つ、ゴッツという所のセピアトーンのジャズメタルっていうのかな、
これも俺好みの音な上に、高音から低音まで正しい音を楽に真っ直ぐに出しやすく
余計なストレス無しですげえ楽しく演奏できるのがあって、
この二つがすごく気に入ってて、今の所、これ以外のマウスピースはいらないです。



【リガチャーについて】


Ligature:SILVERSTEIN CRYO4 Gold


マウスピースとリードをくっつける、バンドのような部品を「リガチャー」と呼ぶそうで、
今回、リガチャーはシルバーステインというブランドの「CRYO4 Gold」を使いました。

今まで布のバンドのようなリガチャーを使ってて、音の頭が抑えられているような感じだったのが
これにしたら、音の頭を抑えつけているものがなくなって、一音一音の球が大きく伸び伸びと、
ピョンピョンと飛び跳ねるようにサックスからはじけ出てくるような感じ?です。



【リードについて】


Reed:Legere Signature 2 1/4


リードはレジェールのシグネチャー、2 1/4。
2 1/2は固すぎ、2は柔らか過ぎ。もうオレ、これでいいわ。これ以外は使わん。


最初の頃、普通の木のリードにあれこれ何千円も出した挙句、
一箱の中に当たり外れが結構あって、ダメなリードはどこをどうやっても音を出しにくく、
あーもっともっと練習しなきゃだめだなー、と思ってた時にこれを試したら
いともあっさり簡単にベーボーベーボー、と、なんの苦労も無く
軽々と音が出せた時の「え~なんだよもぅ~」な、あの拍子抜け感は未だに忘れない。

この後も一応ちまちまと色々なリードを試して、確かにこれと同じぐらい鳴らしやすくて
良い音が出るリードもあるんだけど、好んでそればっかり使ってるとボゴボゴになっちゃって
わりとすぐダメになっちゃうし、で、結局毎度毎度、やっぱオレこれでいいわ、って結論に戻ります。



【楽譜について】


楽譜は全音楽譜出版社の「テナーサックス・レパートリー Vol.1」より。

クラシックのメドレーからガーシュイン、日本の歌謡曲、海外のヒット曲まで
どこかで耳にした事があるであろう、幅広いジャンルの名曲があれこれ入ってます。
ボンジョヴィのLivin'on a Prayerなんか、吹いててめちゃめちゃ血がたぎって
超全力で吹きまくって、吹き終わった後は酸欠で頭クラクラ、足ヨレヨレです(笑)

ジャズの楽譜は、書きリブっての?アドリブ部分まで楽譜に書かれてあるので
そのまま楽譜通りにすっとぼけて演奏するだけで、聞いている人達に
まるでアドリブを吹いているかのように思わせる事ができます('▽'*)ニパッ♪

書きリブ部分はどの曲もとても甘美で上品なメロディーで、
ちゃんとした礼服を着るようなフォーマルな場で披露するにもふさわしい優美さだと思います。

問題は添付のおまけCDがカラオケだけで、模範演奏が入ってないので
楽譜があんまり読めない人だと、アドリブ部分がどんなメロディーなのか
わかりにくくて、演奏しづらいと思います。


ちなみに俺は、ずっと楽譜があんまり読めなかったんだけど、
サックスをやり始めてから、いくら単音とは言え、楽譜がもうちょっとちゃんと読めない事には
やっぱどうにもならねぇなぁ、と思って、結局電子ピアノを買い、夜ヘッドホン装備でカタカタと
「大人のためのピアノレッスン」という本を上下巻クリアできるぐらい練習したら、
まぁなんとかかんとか、以前より楽譜が読めるようにはなりました。

(音符が小節をまたいだり、細かい音符がデデッデ~と変なリズムで登場すると、
やっぱり一発では読み取れないんだけれども)

今、ピアノはバイエルってやつが83番まで、超ギリギリ、どうにかこうにか弾けるようになりました。

70番超えた辺りから突然難しくなって、80番あたりでついに両手クロスする技まで登場しやがって
小さなお子様の練習用だって聞いてたのに、
超難しいじゃないかコノヤロー。ダンカンコノヤロー。(肩クイックイッ)

あとはオスカーピーターソンさんのジャズハノンってやつを、執拗に練習してます。
YOUTUBEで模範演奏をよく聞かないと、楽譜をただそのまま弾いたら、絶対JAZZにならないのな。

サックスの方でも「イージージャズコンセプション」という、JAZZのノリを学ぶ教本を
しつこくしつこく練習してるんだけど、どっちも楽譜と実際に聞くメロディーが全然違ってて(?)、
模範演奏を聞くと「おぉ~、JAZZではこの小節をこう鳴らすのかぁ、うお~ジャズっとる!」って
結構ビックリします。



【スピーカーについて】


Speaker:Marshall Kilburn


チラッと映ってますけど、スピーカーはマーシャルのKilburnというものです。

さすがに音質も良いし、このサイズにしては充分な音量も出るし、
電源はコンセント以外にも充電池が内臓されているし、Bluetooth機能も搭載されているので、
このままどこへ持って行こうが、Bluetooth機能のある携帯型音楽プレーヤーから
そのままコードレスで電波飛ばして、バッテリー駆動で何時間か音楽を鳴らせます。

ウォークマンもスピーカーも、部屋のどこでも好きな所に置けてコード無し、
すげえ便利で、すげえ良いです。

これは屋外で路上ライブ、ゲリラライブ、パフォーマンスされる方なんかに最適だろうね。
酔っ払いやお巡りさんに絡まれても、これならサッと持ってバーッと逃げられるもんね。



【ビデオカメラについて】


Video Recorder:SONY HDR-MV1


最後に撮影したビデオカメラ、これはソニーのHDR-MV1です。

「ミュージックビデオレコーダー」という肩書きで売ってて、
自分の演奏を撮るのにまさにピッタリのものでした。

いくらだったっけ・・・2万円台だったかな、あんまり安いし小さいので
携帯電話よりはマシ、というぐらいのおもちゃに毛の生えた程度の代物かと思ってたら
音も映像もご覧のとおり、すごくちゃんとしたビデオカメラでした。
(↑おっちゃんはソニーのビデオカメラというと、どうしてもベータ時代の
ア~ラドッコイショと肩にかついで撮る巨大なアレを思い出してしまうのです)

なんでこんなに安いのか知らんけども、
さすがソニー、看板に泥塗るような雑なものは絶対出さないねえ。


これ、サックスやってる人は、自分の音の確認用に良いと思います。


録音した音を聞いてみると、サックス吹いてる時、自分に聞こえてる音と全然違うんだよね。

ほら、自分の声を録音してみると、なんかすごい変な声に聞こえて悶絶するでしょ、あんな感じ。


サックス吹いてる時はさ、

「いやぁ~俺、上手くなってきたよなぁ~ これ、あと40~50年も練習したら、
ブルーノート東京でおひとり様8500円取れちゃうぐらい、すごい上手になっちゃうんじゃないの?
原信夫とシャープスアンドフラッツからスカウトされたらどうするどうする(´ω`*)
とりあえず白いタキシード着ても透けない地味なパンツ買っておかなくちゃ(人´∀`).☆.。.:*・゚」


みたいな事を思うんだけどさ、録画した映像の音を聴くと

「あー 俺の音って、他の人が聞くと、こんなにポワポワしたショボい音なのかー(´・ω・`)」

ってテンションダダ下がりで滅茶苦茶がっかりして、もっと練習頑張ろう、という気になります。






これでほぼ全ての物に一言感想書いたかな。

なにしろ、音楽は良いよ。良い。楽しい。
みんなもなんか楽器やるべし。









おみそへ

※最初から最後まで私的な暗い話です。








2016年の七夕の日に、ずっと心の拠り所だった猫のおみそがあの世へ行ってしまい、
もう本当にどうしていいかわからないので、とりあえず、おみそが好きだったラッパを吹いた。








ついでに、2014年末に自分用クリスマスプレゼントとして突然テナーサックスを買ってから
約一年半、独学で休日なんかにブカブカ吹いていたら大体これぐらい吹けるようになった、という
実験の実証記録データも兼ねて動画を録画して乗せておくけれども、
食欲も湧かず、頭も回らず、体も心も最悪の不調な中、
聞くだに、ほんとうに酷い、「演奏」とまでいかないレベルの下手糞さだけれども
でもこれが今の俺にできる限り精一杯なのでしょうがない、ただおみそに届け、届け、と、
それだけの為に吹いた。





おみそは、ロングトーンやスケール、コードの上げ下げを練習している時は
すっげぇニガ~い顔をして速攻でどっかへ逃げちゃうくせに
この曲に限らず、いや、JAZZでもクラシックでもJPOPでもムード歌謡でも演歌でも、
とにかく「曲」を吹き始めると、いつの間にか俺の足元でくるんと丸まって
聞き耳たてながら眠っていて、


「おみそはこんな近くにいて、うるさくないんだろうか・・・・・・
あるいは猫と人間では可聴領域や音圧の感じ方に差があるんだろうか」


などと演奏中にモソモソボンヤリ余計な考え事をしていると、いつの間にか
楽譜の中に細かい音符の羅列が迫ってきて指が回りきらずアババババ・・・→やり直し、
そして何時間か吹いて唇ブルブル息ゲヘ~ゲヘ~させて床に座り込むと
すかさずおみそがヒザにドスドスと乗ってきて


「なでなさい さあ なでなさい」


というのが、いつもの風景だった。





俺は、良い事も悪い事も、一度覚えてしまった事をなかなか忘れる事ができない陰湿な性分で、
時々、なにかのはずみに、幼稚園に入る前から今に至るまでのとても嫌な出来事や
普通なら「くっだらねぇ」とあっさり忘れてしまうんであろうほんのささいなミスや悪い出来事なども
たった今、そこにいて、それが目の前で起きているかのように生々しく
怒涛のフラッシュバックを起こすことがあって、そうなっちゃうとどうしても
それに意識を全部持って行かれて、機能停止してしまう事があるんだけれども、
そんな「うあうあの石化状態」の時、座っている俺のヒザの上におみそがドスドスと乗ってきて


「なでなさい さあ なでなさい」


と、あの巨大な顔を俺の鼻にグイグイくっつけ、若干寄り目になりながら
悪夢の過去の世界に無理やり割り込んで来て、何事も起きていない、
おみそのいる平穏な現在の現実世界へと、意識を強引に引きずり戻してもらった事がよくあった。





なにしろ俺は、ぐるぐると螺旋を描くほどに捻じ曲がり過ぎた性格なので
今まで一度も死んだことのない坊さん達があの世やら魂やら輪廻やらについて語るのを聞くと、
今まで一度もフランスに行ったことのないおっさんが


「いやぁ~ パリはいいよぉ~ パリは」


などと飲み屋で熱を持って語っているかのような
いかがわしさを感じずにはいられないんだけれども、

最近、部屋の照明がブツン、ブツン、と消えて一瞬真っ暗になったり、窓がバタタタッと叩かれたり、
沖縄で撮った猫の写真を入れてあるフォトスタンドが突然飛んで床にボゴン、と落ちたり
玄関に置いてあるサンダルの足底部分の凹んだ所に水が満々と満たされていたりして
すっかり身軽になったおみそが、好き勝手にやんちゃしているのかなぁ、
今、「アロマの時間」という、支配階級向けであろう超高級トイレットペーパーを使っているので
トイレットペーパーをしっちゃかめっちゃかに引っ張り出すのだけはやめて欲しいなぁ、
なんて思っていて、


生命体としての活動が終息して、見かけ上、肉体の分子間の結合が解けてしまっても、
もしかして、現在の機器では観測することのできない、心とか、魂とか、そういう
なにか、気持ちが溶けて混じった空の集まり、のようなものがあるのかもしれない、としたら、
それが、空のずっと上か、それとも無精な猫だったので、意外とまた俺の足元で
くるんと丸まって眠っているのかもしれないけど、とにかく、どこかにあるかもしれない
おみその心に、気持ちでも、音でも、なにか、届くといいなぁ、と、思う。


できる事ならば、悪霊でもゾンビでも良いから、とにかく成仏なんぞしないで
傍にいて欲しい。


もし生まれ変わりというものがあるのならば、一秒でも早く生まれ変わって
また俺の元へ大急ぎで戻って来ておくれ。




うれしいおみその写真
「うれしいおみそ」