2017年1月22日日曜日

300円で豪華客船に乗ろう! ~横浜 氷川丸 後編~




さあ、氷川丸の写真、後編にまいりましょうか。


前編はこちら


前回はエレガントな一等客向けの施設でしたが
今回は操舵室、無線室、船長室から機関室へ、と
ワイルドなメカの写真がたくさん登場しますよ~(´∀`)





氷川丸 操舵室の機器の写真 1
「氷川丸 操舵室の機器 1」


写真は無いですけど、操舵室にはもちろん舵輪があり
好きなだけ回し放題なんですよ!!

「地球ぅ~の海は~俺の海ぃ~ 俺のぉ~果てしな~い~
ほ~にゃ~ら~ららぁ~♪(´∇`*)ノ」

とお腹から大きな声を出して元気良く歌いながら
思う存分グルグル回しちゃって下さい!!






氷川丸 操舵室の機器の写真 2
「氷川丸 操舵室の機器 2」






「Port(左舷)and Starboard(右舷)」と表示された機械の写真
「Port(左舷)and Starboard(右舷)」



さて、↑上の写真ですが、「PORT」と「STARBD」と書かれていますね。

この「PORT(ポート)」は「左舷(船首に向かって船体左側)」の事、
「STARBD」は「STARBOARD(スターボード)」の略で
「右舷(船首に向かって船体右側)」を意味しています。


もっとも、昔は左舷の事を「PORT(ポート)」ではなく
「LAR-BOARD(ラーボード)」と呼んでいたそうなんですが・・・・・・



「もしも昔の船乗りがチョーさんと志村だったら」

(てって~れ て~れ~てってっ てってってっ ぷわ~
  てって~れ て~れ~てってっ てってってっ ぷわ~♪)


「スターボード よぉ~し!!」

「・・・・・・あんだって?」

「・・・・・・スターボード よぉ~し!!!」

「・・・・・・うぅえ?ラーボード!?」

「だ、か、ら、ラーボードじゃなくって、ス・タ・ア・ボ・オ・ド!!!」

「ラ・ア・ボ・オ・ド?」

「ス・タ・ア・ボ・オ・ド!!!!!」

「とんでもねぇ、あたしゃ神様だよ!!」


「だめだこりゃ~(-公- ;)」



・・・・・・というわけで
「スターボード」と「ラーボード」、とても発音が似ているため
聞き間違えから事故がちょくちょく起きたそうで、19世紀半ばに英・米国海軍が
間違えないよう「ラーボード」を「ポート」と言い換える事にしたそうです。






氷川丸 「Ahead(前進) and Astern(後進)」と表示されている機器の写真
「Ahead(前進) and Astern(後進)」



先ほどは「ポート(左舷)」と「スターボード(右舷)」の話をしましたが
こちらの「Ahead(アヘッド)」は「前進」という意味、
逆に「Astern(アスターン)」は「後進」という意味です。

乗り物オタクはなんでもよく知ってるでしょ(笑)





氷川丸の無線室の写真
「氷川丸の無線室」






氷川丸の船長室の写真
「氷川丸 船長室」



レンズの焦点距離が大きすぎて、ここの室内も撮れませんでしたが
もちろん船長室にも入れますよ、豪華なソファに座っちゃって下さい!!


…以前はここに、なにやら延々と独り言をブツブツ言いながら
虚ろな顔でぐったりと座りこんでいる船長人形がいらっしゃいましたな(;´∀`)







氷川丸の国際信号旗 J・G・X・Cの写真
「氷川丸の国際信号旗 J・G・X・C」


↑わかりづらい写真で失礼、ゲージツ家気質なもので(笑)

上の写真は氷川丸に掲げられている4枚の旗を写したものです。

この旗は「国際信号旗」と言って、海上で船が通信する際に使われる旗で
一つの模様に一つのアルファベットが対応しているそうです。


例えば左上の旗は青地の真ん中に白い横線が一本入ったデザインの旗なんですが
これはアルファベットの「J」を意味しています。

同様に、左から二番目は黄色と青の縦じまが三本づつ、これは「G」。

三番目の白地に青い十字は「X」。

四番目の青、白、赤の横縞は「C」。


続けて読むと「J・G・X・C」。


これは氷川丸専用のコールサインで、例えば他の船がこの旗を見た時に
「お、あの旗はJGXCだから、氷川丸だな」とわかったり、
あるいは無線などで通信する際に「JGXC」と言えば
通信している相手が氷川丸という船だな、という事がわかるんだそうです。


この国際信号旗は一枚だけでも、あるいは特定の二枚、三枚を組み合わせても
それぞれ独自の意味を持つ信号になるそうで、
例えば他の船が見えた時に「U」と「W」の二枚の旗を揚げたら
「あなたの船の安全な航海をお祈りしていますよ」
という意味になるんだそうです。



さあ、長くなりましたが、最後は機関室の写真をば。









氷川丸のディーゼルエンジンの写真
「氷川丸のディーゼルエンジン」



氷川丸にはディーゼルエンジンが搭載されています。

今でこそ船にディーゼルエンジンはごく当たり前の話ですが、
一般的な船は戦後しばらくの間までも石炭を焚いて蒸気で動かす
蒸気タービンエンジンが当たり前だったようです。


例えば青函連絡船なども、1954年(昭和29年)に洞爺丸が台風で転覆するまで
ずっと石炭焚きボイラーの蒸気タービンエンジンが標準装備だったそうで、
「火夫」と呼ばれる漢(おとこのなかのおとこ)達が上半身裸になりながら
気温40~50度に達する機関室で、1時間に1トンの石炭を
黙々と釜に放り込んでいたそうですよ(゚O゚;


鉄道だって、1960年代あたりまでは蒸気機関車が主役、
国鉄に本格的なディーゼル機関車のDD50が導入されたのは
1953年(昭和28年)だったそうですから
氷川丸が竣工した1930年(昭和5年)当時、ディーゼルエンジンというものは
恐らく超最新鋭のハイテクノロジー機器だったんじゃないかと思います。






氷川丸の機関室の写真 2
「氷川丸 機関室 2」






氷川丸の機関室の写真 3
「氷川丸 機関室 3」







鎖の写真 1
「鎖」






鎖と滑車の写真
「鎖と滑車」






氷川丸 機関室の機器の写真 1
「氷川丸 機関室の機器 1」






ネジ山だらけで男子ウットリの写真
「ネジ、ネジ、ネジ、そしてネジ、あるいはネジ」






氷川丸 機関室のメーターの写真
「氷川丸の機関室 メーター」






氷川丸 機関室の機器の写真
「25」






氷川丸の機器の写真
「STOP!」


ストップ!インザ~ ネ~ム オブラ~ヴ 
ビィ~フォ~ユ~ ブレ~クマイハ~ ってかぁ~♪(´∇`*)ノ






氷川丸 機関室の機器の写真
「氷川丸 機関室の機器 2」


↑氷川丸の機関室にあった機器。

なんだか知りませんが、見た目がものすごくホロスコープっぽいので、これはきっと
自分の生年月日をポチポチ押すと、どっかから占いの結果が描かれた紙が
ベロベロ~ッと出てくる機能を持ったメカに違いないと思います。






氷川丸の機関室 メーター等の写真
「チヤージ中」


さぁ、氷川丸の写真はいかがでしたか?

一等客室から船員専用の区域までとても見どころの多い、
そして極めて美しい船だと思います。

船好き、乗り物好きに限らず、産業遺跡がお好きな方なんかも
あの機関室はなかなか居心地良いんじゃないかな。


写真がお好きな方は、ここを見終わった後、簡単な物で良いから三脚を持って行くと
赤レンガ倉庫や大桟橋からの横浜の夕景など、夕暮れ時~夜景の素晴らしいスポットが
ほんとあちこちてんこ盛りにドッサリありますので、
夜遅くまでたっぷり撮影が楽しめますよ(´ω`*)

是非とも足を運んでみて下さいね!


さてさて、今回は機械の写真が多すぎて皆様の目が少々疲れたかなぁ、と思うので
目を休ませバランスをとるため(?)山下公園で撮ったバラの写真を
最後に少し載せておきます。




バラの写真 1
「バラ 1」






バラの写真 2
「バラ 2」






バラの写真 3
「バラ 3」



前回&今回はだいぶ写真も話も冗長だったけども
最後まで見ていただき、ありがとうございました(´∀`)



2016年11月に訪れた氷川丸のお話、おしまい。

















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